頸椎には頭の重さ(成人で5~7kg)の他に両側の腕の重さがかかり、寝ている時以外は持続的に負担が加わる構造をしています。変形性頸椎症は、頚椎の骨と骨の間にある椎間板が年齢的な変化などで減少し、骨と骨がぶつかることで頚部痛を来す病態です。なくなってしまった椎間板を元に戻すことはできませんが、痛みをとるために内服薬やリハビリでの治療を行います。
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頸椎には頭の重さ(成人で5~7kg)の他に両側の腕の重さがかかり、寝ている時以外は持続的に負担が加わる構造をしています。変形性頸椎症は、頚椎の骨と骨の間にある椎間板が年齢的な変化などで減少し、骨と骨がぶつかることで頚部痛を来す病態です。なくなってしまった椎間板を元に戻すことはできませんが、痛みをとるために内服薬やリハビリでの治療を行います。
肩の関節が痛んで、関節の動きが悪くなる病気です。四十肩と呼ばれることもあります。中年以降、特に50歳代の患者が多いです。患者によって原因や症状はさまざまですが、多くの場合、シャツを着たり、棚の上のものを取ろうとしたりするなど生活動作の中で肩の関節を動かしたときに激しい痛みを感じる運動痛や、夜中に肩にズキズキとした痛みを感じてひどいときには眠れないなどの夜間痛があります。
腰痛は日本人の4人に1人が発症します。腰痛を引き起こす疾患にはさまざまなものがありますがCTやMRIなどの画像診断で原因が明らかになるものは約15%と少なく画像診断では原因がわからない非特異的腰痛が約85%と多数を占めています。
変形性膝関節症は、非常に頻度の高い病気で、40歳以上の有病率は、男性が42%、女性が61%と言われており、日本人の人口に換算すると、男性860万人、女性1670万人と報告されています。
膝関節の軟骨がすり減ることで、膝の内側に痛みが出ることが多く、動き始めや階段で痛みが強くなることが特徴です。
骨粗鬆症は、高齢社会と共に非常に患者数が増えている疾患で、現在の国内の患者数は女性が980万人、男性が300万人と言われ、現在も増加しております。特に女性は女性ホルモンが閉経後に減少することで骨粗鬆症になることが非常に多いです。直接命にかかわる病気ではありませんが、骨密度が低いと骨が折れやすく、特に腰と股関節と手首の骨折が骨脆弱性骨折として起こりやすいです。
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